静岡県静岡市葵区の動物病院 昭府獣医科
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避妊手術と去勢手術




ネコちゃんの避妊手術

避妊手術は、外科的に女の子の子宮と卵巣を摘出する手術です。

手術は一般的に、全身麻酔をかけお腹を開けて行います。

避妊手術を行うと、女性ホルモンを分泌する卵巣が無くなるために

発情も無くなり、妊娠や女性ホルモンに関連して起こる病気や行動を

抑えることができるといわれています。


【避妊手術の時期】

ネコちゃんは、個体差はありますが一般的に生後6ヶ月から10ヶ月で

初めての発情を迎えます。ネコちゃんの場合、ワンちゃんとは異なり

陰部からの出血は見られませんが、

大きな声で鳴いて体をゴロゴロと床にこすりつけたり、

腰の辺りを触るとお尻を持ち上げるような動作をしたり、

トイレ以外の所でオシッコをするようになったりします。

ネコちゃんの発情期や持続時間は日照時間や太陽光に影響され、通常

4 か月から 6 か月周期で年 2 回から3 やってきます。

なお、ネコちゃんは交尾によってはじめて排卵をする「交尾後排卵」です。

避妊手術は全身麻酔をかけて行うため、ネコちゃんの体調が良好なときに

行なうとよいでしょう。また通常、手術後のケアや抜糸まで通院する必要が

あるため、飼い主さんも時間的な余裕をもって手術に臨む必要があります。

手術の時期については、ネコちゃんの体調や個々の成長の程度などが

      大きく関わってくるので、健診をかねて一度、病院にご相談ください。

 

 

【避妊手術のメリット】

 ・望まない妊娠を避けられる
     ・発情がなくなるので性的なストレスを軽減することができる
     ・不必要な交配・妊娠を避けられる
     ・子宮蓄膿症という子宮の中に膿が溜まる病気を予防できる
     ・ 乳腺腫瘍の発生率を低下させることができる
         (但し、1 回目の発情前に避妊手術をすることで発症率低下)
     ・卵胞嚢腫などの卵巣疾患を予防できる

 

 

 

 

           【避妊手術のデメリット】
          
・ 全身麻酔のリスク
          
・ 避妊手術後は手術前よりも代謝エネルギー量が減るため、太りやすく

    なる傾向にある


全身麻酔に関しては、術前の検査や検診を行なうことで、

  また太りやすくなることに関しては、手術後に食事の量を調節したり、

  適度な運動を続けたりすることでリスクが軽減できるといわれていま

  す。これらのことを考慮した上で、避妊手術についてご相談ください。

 

 

 

ネコちゃんの去勢手術

去勢手術は、外科的に男の子の精巣を摘出する手術です。

一般的に手術は全身麻酔をかけて、精巣付近の皮膚を切開して

行います。去勢手術を行うと男性ホルモンを分泌する精巣がなくなる

ために、男性ホルモンに関連して起こる病気や行動を抑えることが

できるといわれています。

なお、ネコちゃんの男の子には発情期はなく、女の子の発情中の

フェロモンを嗅ぐことのよって興奮をしますので未避妊の女の子の

ネコちゃんが周辺にいる場合は、ネコちゃんが反応する回数も

多くなります。

 


【去勢手術の時期】

ネコちゃんは個体差はありますが、通常生後 6ヶ月から10ヶ月で性成熟を

迎えるといわれています。

男の子のネコちゃんには女の子のように決まった発情期はありませんが、

性的に成熟すると発情期の女の子のネコちゃんと出会えば発情し、

いつでも交尾が可能です。男の子のネコちゃんは発情した女の子の

ネコちゃんに刺激されて大きな声で鳴いたり、立ったままの姿勢で

強烈な臭いのする尿をあちこちにかけるスプレー行動(尿マーキング)が

みられたりするようになります。


手術は全身麻酔をかけて行うため、ネコちゃんの体調が良好なときに

行なうとよいでしょう。

また、手術後のケアや抜糸まで通院する必要などがあるため、飼い主さんも

余裕をもって手術に臨むことが必要となります。

手術時期については、ネコちゃんの体調や個々の成長の程度などが大きく

関わってくるので、健診をかねて一度病院にご相談ください。

 

 

 

 

         【去勢手術のメリット】

・放浪やケンカなどの行動を抑える
・攻撃性のレベルの低下
・スプレー行為(尿マーキング)の改善
・性的なストレスの軽減
   
上記の行動はかなりの割合で抑えられるといわれておりますが、

ネコちゃんによっては 効果がない場合も多くあります。
・前立腺の病気(前立腺肥大など)の発生率を低下させる
・会陰ヘルニアを予防できる
・精巣腫瘍を予防できる

 

 

 

            【去勢手術のデメリット】

       ・全身麻酔のリスク
       ・避妊手術後は手術前よりも代謝エネルギー量が減るため、
     太りやすくなる
傾向にある
       
       ※全身麻酔に関しては、術前の検査や健診を行なうことで、
        また太りやすくなることに関しては、手術後に食事の量を
        調節していただくこと、適度な運動を続けることでリスクが
        軽減できるといわれています。



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